ゼロから始めるスト5攻略第2回「基本操作説明/ダウンと受け身のシステム」
外出していたところ、早くもファンの方に声をかけて頂き嬉しかったです。職務質問でした。国家権力もマークする注目コンテンツ「ゼロから始めるスト5攻略」第2回でございます。あ、申し遅れました「容疑者H」です。今日は前回の続きから始め、基本的な操作を習得してもらいたいと思います。基本中の基本だけに重要でもあるので盛りだくさんになってしまいますが、あなたのペースでゆっくりついてきてください。
基本操作説明
本題の前に
初めにトレモの設定をしてもらいます。スタートボタンを押してオプション画面を開きましょう。
- 「キーディスプレイ」→「表示する」
- 「ショートカット操作設定」の「バトル再スタート」→「ON」
以上の設定を行ってください。画面左側に入力履歴(キーディス)が表示されるようになりましたね。この機能はあなたの操作精度を高める練習に役立ちます。次に、LSボタンを押してください。そうすることで、いつでもトレモ開始時点の初期状態に戻ることができます。これは反復練習に役立ちます。ここまでの流れを動画にしました。参考にしてください。
移動操作
スト5には「上下前後」「斜め4方向」「ニュートラル」の計9つの方向入力があります。それぞれの役割を説明しますね。
- ニュートラル
十字キーやレバーを一切操作しない状態です。キャラは立ったまま構えます。 - 前入力
キャラが向いている方に入力することで歩きます。素早く2回前入力をすると前ステップ(前ステ)で一気に前進します。歩きや前ステの速さはキャラによって違います。 - 後ろ入力
キャラと反対の方向に入力することで後退します。前入力と同様に、素早く2回後ろ入力をするとバックステップ(バクステ)で一気に距離を取ります。後退とバクステの性能にもキャラ差があります。後ろ入力は「立ちガード」の操作でもあります。 - 下成分入力
キーディスでは「↙」「↓」「↘」の方向ですね。キャラがしゃがむことで姿勢が低く、広くなります。ゆえに、上部を狙う攻撃に当たりにくく、横から来る攻撃に当たりやすくなります。特に、後ろ斜め下(あなたのキャラが右向きなら「↙」、左向きなら「↘」)の入力は「しゃがみガード」の操作も兼ねています。
- 上成分入力
「↖」「↑」「↗」の方向です。あなたのキャラが右向きであれば、それぞれ「バックジャンプ」「垂直ジャンプ」「前ジャンプ」と3種のジャンプに対応しています。ジャンプもまた、キャラによって移動距離や速さなどが違います。前ジャンプは共通システムの中で最も安易に接近する手段です。
補足:
対戦する2人のキャラは常に互いの方を向きます。この仕様により、位置が入れ替わった瞬間に方向入力も左右逆になります。
ボタン操作
続きまして、技を出す操作を紹介します。スト5では「パンチ・キック」それぞれに「弱・中・強」の3種類が用意されており、計6つのボタンを駆使して戦います。キーディスでは「パンチ・キック」は「拳・脚」のマーク、それぞれの「弱・中・強」は「青・黄・赤」の色で表現されます。
早速、6種類の攻撃を相手に当てる練習をしましょう。LSボタンを押して一度「再スタート」し、攻撃ボタンを押してみます……当たりませんね。ゲーム開始時点では距離が遠くて届きません。攻撃を当てるためには技の間合いまで接近する必要があるようです。この考え方は格ゲーを攻略する上で大切なので、あなたの心に留めておいてくださいね。
練習1-1「歩いて『立ち通常技』を当てよう」
LSボタンでリセットし、前入力で歩いて攻撃を当てる練習を6つの技についてやりましょう。あなたに余裕があるなら、技が当たるギリギリの間合いを意識してみましょう。
このように、ボタンを一つ押して出す技のことを「通常技」と呼びます。異常な技もあるのかも知れません。稀ですが、今のような立ち姿勢の場合を特に「立ち通常技」とする場合もあります。ちなみに技の強度「弱・中・強」が上がるほどダメージが高く・リーチが長くなる代わりに、より大きな隙が生じる傾向があります。また、パンチよりもキックの方がリーチが長いことが多いです。その代わり、パンチはその後の状況が良くなる可能性が高いです。これを、格ゲー用語で「リターンが高い」と表現します。しかしながら、これらはあくまで大体そんな傾向があるという話で例外も数多くあることを強調しておきます。
練習1-2「歩いて『しゃがみ通常技』を当てよう」
しゃがみ入力「↓」をしたままボタンを一つ押すことで「しゃがみ通常技」を出すことができます。立ち通常技とまとめて単に「通常技」と呼ぶ場合の方が多いです。一緒に、1-1と同様の練習をしましょう。
「ダウン」システム
これで立ちとしゃがみで6種類ずつ、計12種類の通常技を習得しましたね。しゃがみ強キックだけは当てた時に相手が転ぶことに気が付きましたか?これを「ダウン」と呼び、しゃがみ強キックなどの特定の技を当てたときに起きます。相手がダウンしたときは、起きるまでこちらだけが行動できるとても有利な状況です。従って、しゃがみ強キックはリターンの高い技であるということができます。(セスというキャラだけは例外で、しゃがみ強パンチにこの性質があります。)
ダウンを取られたら「受け身」
しかし、ダウンさせられた方もやられっぱなしではありません。「受け身」を取ることで隙を軽減できます。操作はダウンする直前に「パンチボタン2種類同時押し」か「キックボタン2種類同時押し」です。パンチで受け身を取るとその場で素早く起き上がる「通常受け身」、キックだと後ろに下がって起き上がる「後ろ受け身」ができます。ダウンを取られたときは、ほぼ全ての場合で受け身を取るべきです。次は、受け身の練習をしましょう。
練習2「受け身を取ろう」
まず、ダウンするために相手のキャラにしゃがみ強キックを出してもらう必要があります。トレモには、相手に決まった動きをさせて対処する練習ができる「レコード再生」機能があります。これから何度も使う便利な機能なので、ぜひ使い方をマスターしてください。オプションを開き、ダミー設定から「ステータス」を「レコード再生」に変えましょう。「アクションレコード設定」が使えるようになるので、しゃがみ強キックをレコードします。受け身の練習まで、一連の流れを動画にしたので真似してみてください。
(レコードするとき技を出す前にジャンプしているのは、練習する際にタイミングを計りやすくなるからです。)
受け身を取るのは結構難しいですよね。基本のクセにね。動画のキーディスを参考に、根気よく練習してください。はるばるこんなところまで来てくれた、やる気のあるあなたならきっとできるはずです。満足いくところまでできたら、「ステータス」を「ダミー」に戻して練習を終わります。
ちなみに通常受け身と後ろ受け身の使い分けはちょっと難しい話になるので、まだ考えなくても構いません。受け身を取る癖が身に付けばそれで良いです。
今回のまとめ
基本的な情報を詰め込むように並べてしまったかもしれません。今日の内容のうち、今後特に意識してほしいのは以下の3点です。
- 自分の技の間合いを把握し、そこまで近づいて当てる。
- ダウンを取ると、こちらが自由に動ける有利な時間が手に入る。
- ダウンを取られたときは、隙を減らすために受け身を取る。
今日のお話はここまでにします。ありがとうございました。何か分からないことがあれば、お気軽にコメント欄で質問してください。講座の内容でなくても、スト5のことであればできる限りお答えします。次回も基本操作の続きです。